ごめん、笑ったw



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220506稲澤委員へ1 ▷2022年5月6日 自治紛争処理委員側に提出した「意見書」の鏡

22050稲澤委員へ2 ▷同上 添付の手製「覚え書き」(メモ)の一部



和解案を蹴った上、「生意気に意見する佐伯」への感情が入った審決結果では?

昨年12/21,県庁で自治紛争処理委員による会議の中で、口頭意見陳述の場が設けられました。私は心臓病で12/9未明から緊急入院していましたが、意見陳述にあわせて退院。朝7時に退院して、10時に県庁にかけつける、ばたばたしたもの。しかし、自治紛争処理委員の進め方に大変疑問があり、翌年1/31以降、複数回「追加文書」を提出。その一環、心臓病が回復傾向に入った5/6に提出した、2度目の意見書。その一部を今回掲載します。


彼等からすると、棄却は最初の段階から予定調和。本来なら、佐伯が議会に「無礼な発言を謝る」という和解案をとりたかったのが、私が固辞。その後、今年1月25日のNHKニュースの動画、前原誠司代議士の衆議院予算委員会での「それは詐欺と同じですよ」発言の映像をデータで提出した辺りからこちらも元気が回復してきた。それも含めて処分庁・処理委員側は佐伯を全否定したかったのでしょう。


5/6にこの文書と同時に追加文書を提出した後、もう一回くらい処分庁から私の主張への反論が返ってくるかと思いきや、委員からの審理終結の通知。この「意見書」に反応した部分があるかも。


はっきり、まだ「審決書」はじっくり読んでいません。分量が多すぎ。コピーするのが大変でした。


私的ですが、2人家族で初盆の準備をしないといけない中ですので、9月議会前にゆっくり読むことになるでしょう。正直、勉強になった点もあります、「あっ、そうか、そういう法律になってるんだ」と。しかしそれは、審決申請して初めてわかったこと。「詐欺発言」は無駄じゃなかった。


逆に、「なんじゃその解釈は?!」という奇怪な言い分も委員・県側に見受けられる。その辺は私も人に見てもらおうと思っています。とにかく、コピーが大変。


今回掲載したのは、先方に「佐伯、生意気だ」という意識が前面に出たのだろうという、データをアップしました。委員に対し、整合性がとれてないだの論点ずらしだ、権利侵害だなどと指摘し、挙げ句、委員側の言動に「自治紛争処理委員としての言動としてはいかがか。不適切では」とはっきり述べています。


この審決書の内容、佐伯にお灸を据えようかの意識はまったくなかったでしょうか?そんな印象です。




話を戻し、この5/6文書で述べていること。



①なぜ12/21、2時間10分も退院直後の佐伯を尋問し続ける必要があったのか。

②私の質問権を委員側が無視。権利侵害ではと指摘。請求しても黙殺。

③やはり先方は(処分庁も委員側も)論点のすり替え術を使っている。

④不規則な発言ではないかと思われる言動が委員側からあった。


等々、一部黒塗り編集をいれた提出文書を載せています。

『「詐欺」ではない、「詐欺」と言った佐伯が悪い』…100%そう言えるの?


それを私に認めさせるのに、なぜ2時間10分もトイレ休憩なしの尋問が必要なの?「計画的」だったのでしょう。


追及するのに、まず、会議録を開示してもらわないといけません。それからでしょう。


この5/6の意見書、黒塗りにあえてしている箇所、複数回、相手(=委員)に対し私も言い回しで「あなた」と言っています。ネットにアップするには少々見苦しいと考え、今回は黒塗りとします。



会議録開示を待ってまたこの文書、Upしなおそうかと思います。私自身も、2時間10分の尋問、あり方にかなり疑問を持っている、それだけは言わせていただきます。


…そろそろ、一般質問の準備もしないと。



審決申請③

2022年07月28日

やはり議長は不許可で時間稼ぎしていたな。


審決申請、結果②

2022年07月28日

本日7/28の西日本新聞朝刊、やはり、メディアの方、通じていたよう。予想されたこと。意図ある書き方。


こちらを挑発もしているようです。


「久山の目的外使用」には、見識ある法の専門家の解釈はすでに得ています。これは長い目でみて対応したいと思います。



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受領書▷県庁市町村振興局行財政課で受け取った審決書の受領書


審決書鏡 編集▷審決書の鏡


結論▷最終ページ「結論」


本日10:00、県庁市町村振興局行財政課(▷本年度より市町村支援課が名称変更したらしい)にて、昨年8/25に、私の1日の出席停止処分の取り消しを求めた県知事宛て審決申請の結果、「審決書」を受理に行きました。結果は予想どおり「棄却」、出席停止の処分はくつがえらなかったということです。


さっき少し目を通しました。


昨年12/21の県庁での口頭意見陳述の進め方から、出来レースなのはわかってましたが、自治紛争処理委員らが審理を終結して6/10に県知事宛に意見書を提出してから、1ヶ月半も結果を出すのに要したことは、事実上、「黒をどうやって白にしようか」と苦慮したとみます。「参院選対応、コロナの蔓延」で遅れたのではないようです。これは直接県に尋ねた際、「そうではない」と返答が返ってきました。後になってから、そばにいた職員が「フォロー」してました。…ぴんときました。審決書、答えに苦慮したなと。


この「モデル住宅事業補助金目的外使用」の問題、県も都合が悪いものがありますから。


渡された書類が70枚以上あり、どれをピックアップしていいかわからない(苦笑)。分量多過ぎ。私が出した文書が多かったから?普通はもっとわかりやすく結論を書かないか?群馬も高知もわかりやすかったが。これではどれが自治紛争処理委員の「意見」か県知事の見解なのかわからない。これ、わざとわかりづらくしてないか。量が多すぎて読めない(苦笑)。


これ、県側、墓穴掘ってんじゃないの?の思うような奇妙なことを言っている箇所も見受けられますが、今回は詳細は割愛します。




県の担当課には詳細は聞きませんでした。想定どおりでしたから。ただ、受け取りの際、3点言っておきました。


①心臓病で救急搬送されてその日に退院した人間を、口頭意見陳述でトイレ休憩なしで2時間10分もぶっ続けで拘束して質すのはいかがなものか。


②NHkニュース、前原代議士の国会発言の動画を議論した形跡がない。県のHpで委員会の概要がわかるが、動画を提出後「書面会議」ってどういうこと。


③私は心臓病を患って延長になってからの方が提出書類が多いかも。しかし、委員会で審理を要した時間が、12/21以後がくんと減っている。これはどうしたことか。




県側から答えは返ってきませんでした。答えられないのでしょう。ストーリーを決めていたのですから。「久山町の目的外使用が詐欺じゃない」ということにしなければ困る人間が多い。それが茶番の理由。その中で、特に①の2時間10分ぶっ通しの拘束は問題のはず。


ひとつわかったこと。県も相当苦しい中で、「台本どおり」をやらざるを得なかったということでしょう。それを1ヶ月半かけて判断したのでしょう。帳尻合わせに苦慮したとみます。こちらも専門家を立てるかどうかは長期的に判断したい。


県には一応、議論の中身を知るため、自治紛争処理委員の会議の会議録を情報公開請求しています。


佐伯に「これ以上この件、追及してくれるな」と言いたいのでしょう。審決書からみてとれます。しかしそうはいかない。後は、これまでどおりの追及ということになるでしょう。









HP用1

Hp用3

HP用4


6/30只松秀喜議長あてに内容証明郵便にて、私への一般質問「不許可」の蛮行に対し、質問書を送っていましたが、期限に定めた今日になっても回答はなし。


補助金目的外使用についての私の一般質問に「議員個人に調査権はない。調査権を伴う質問は認められない」との不許可理由をかざし、3回連続で私の質問を不当に「妨害」した。反論できないだろうとは予想していましたが、議長という要職にありながらのこの利己主義、不誠実さは、町民に知らしめねばならないでしょう。やむを得ません。


議長に内容証明を送るのは、4度目か。これまで3度は木下康一議長へ。手書きで出すのは今回が初めてでした。枚数が4枚にわたることと、乱筆のため、ここではWordで打った全文を2ページで公開します。






コロナで裁判延期

2022年07月20日

残念。私の知ってる議員が日本共産党の前議員を訴えた裁判、福岡地裁で第1階目の口頭陳述が今日行われる予定だったが、9/5に延期。これ、もう議会が始まってるだろう、傍聴は無理かな。


1回目はあっさり終わるから今日は来なくていいよ、と言われていたが、私としては行きたかった。日本共産党が訴えられるというのは画期的な裁判だから。今までの行政との癒着があばかれるかどうか、動向に注目したい。


7/1の投稿でも触れていますが、6月末、一部地域に配布しました6月議会号(7/1発行)の表紙記事に誤りがありました。ご覧のとおり表紙を差し替え、7/8発行号としています。


次号議会報告でも訂正とお詫びの記事を掲載させていただく予定ですが、配布済みの一部地域の方にはこの場で訂正とお詫びさせていただきます。


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◇ この相関表は、町に言い逃れが出来ないことを示すため作成




まず検査で指摘された概要

会計検査院発行 会計検査院年報 平成26年会計検査のあらまし ▷会計検査院発行「会計検査院年報 平成26年会計検査のあらまし」より


1984万円返還までの時系列相関表

220506目的外使用相関表 ▷5/6に作成



この相関図はA3サイズ用に作成しています。PCでは細かくて見づらいかと存じますので、拡大してご参照を。

 この相関図にはいろんな情報が「凝縮」しており、今回1回の投稿では説明がむずかしい

(▷分厚い報告書が出来てしまいます)。ゆえに、概要を書いた「会計検査のあらまし」を参考にみていただきたい。後日、少しずつピックアップし、解説するつもりです。今回はここに上げている①~⑳の事項について、下記の通り抜き出しています。



逃げられないのでは?

ひと言で言えば、この相関表をみれば、町は「逃げられない」のでは。いろんな隠ぺい策がみてとれます。特に、検査で指摘後。議会への報告の遅さ、報告の仕方、タイミング、「返還」までの持っていき方の強引さ等々。これまで7年半、実態が知らされないままの「返還承認」、「県と協議して建物を支援施設に使用した」という論点すり替えの詭弁(きべん)、議長らによる質問妨害策の数々、様々な妨害を受けながら、「詐欺の議論が展開される領域」ということとが最近判明。この相関図を前に論じられれば、論点のすり替えで逃げることが困難になると思われるます。



「ああ言えば上裕」状態

あまり例えに使うのはよくないかも知れませんが、かつて「ああ言えば上裕」と呼ばれた世間を騒がせたサリン事件を起こした宗教団体の幹部がいました。1995年のこと。論点のすり替えで質問から逃げ、マスコミ等を煙に巻いていた。論点のすり替え、言葉の逃げ道で乗り切っていた。久山も論点のすり替えテクニックは似ている。しかしこの時系列図を前にしたら、「ああ言えば上裕」状態はむずかしいのでは。


まず、


◎「補助金交付前から転用の意図があったことが会議録で残っていること


(1.「補助金交付前」に当時の久芳町長らが「子育て支援施設を建てる」と言っちゃってる。これはアウト!

 ▷刑事事件にかかわる擬律判断(ぎりつはんだん)の大きな要素。


◎「子育て支援センター」を建ててから、1度も議会でモデル住宅事業の話が上がっていない。▷空白期間になってる


◎2014年、会計検査院から指摘を受けてから、同年12月議会まで、何度も議会に報告の機会がありながら、町長ら執行部はスルー。


◎同年12月、議会は補助金を返還承認した形だが、全員協議会を経ることもなくすでに補正で1984万円が計上されていた。法的説明一切なし。


…完全に「悪意あり」です


前置きが長くなり、重複しますがこの相関表は

・議会で「レスポアール久山の駐車場敷地内に子育て支援施設を建てる」話を当時の久芳町長が言及してから、補助金1984万円返還を議会が承認、国交省へ返還するまでの流れを私佐伯が把握・保有しているデータをもとに、時系列化したものです。


・議会の会議録、町が県を通じて国交省とやり取りした文書、県庁の担当課の言、佐伯が議会で聞いた話や他の自治体からの聞き取りデータ等を盛り込み、それを法令と照らし合わせたもの。






◇「交付前」「交付後」「検査で指摘」「「補助金返還」で区分


1.補助金交付前の動き


①県の住宅計画課が久山町モデル住宅事業担当者から「社会教育施設の敷地内に建てることは建てることは可能であるか」の旨問い合わせを受ける。県は国交省に問い合わせ、「可能である」の回答を町担当者に返した。

▷これが「発覚後」、町が議会に「県と協議して、建物を社会教育施設として使用した」という言い分(=論点のすり替え)に使われた。▷後日県は、「建物の使用についての協議」は一切行なっていないと明言。


②町は県庁経由で国交省へ「地域住宅モデル普及推進事業」(*以下、「モデル住宅」と表記する)補助金の申請手続きをする。


③久芳町長(*当時)、議会で細川一代議員の一般質問にレスポアール久山(▷社会教育施設)の駐車場敷地内に子育て支援センターを建てる意向を示す。


④久芳町長、子育て支援センターをレスポアール久山駐車場敷地内に建てることを再び言及。健康福祉課長も次年度の地域子育て支援事業として「今度建設の予定の(子育て支援)センターでひろば型子育て支援策を展開する」旨答弁(▷細川一代議員一般質問)


⑤10/14レスポアール久山敷地内にて、「久山町地域住宅モデル新築工事」の安全祈願祭が執り行われる(*株式会社ヒロハウスより案内、佐伯は欠席)。


⑥久芳町長、3月議会初日所信表明にて、子育て支援策として「3月に完成の子育て支援施設を拠点として活用し」と言及。補助金交付前に明確な建物転用の意思を示している


⑦建築確認。県土整備事務所の立ち会いでレスポアール久山の敷地内の建物の申請が通る。

集会場」として建築確認申請。立ち会い担当課は経営企画課


⑧久山町、国交省へ「モデル住宅」事業補助金実績報告書一式を県庁経由で提出。


⑨町の口座に国庫省より2217万円の補助金交付分が入金(2010年4月5日)。



2.補助金交付後


⑩議会広報委員会は4(2010年)4月末発行の「ひさやま議会だよりVOL.37 」の表紙に「子育て支援センター」の写真を採用。「久山の地元材を使った子育て支援センター完成」の見出し。

寄稿文議長通信で木下康一議長(*当時)の「3月末にレスポアール敷地内に、地元材を使った子育て支援センターが完成しました」の文言もみられる。


⑪久芳町長、阿部賢一議員の一般質問にて「新しく今回の緊急対策みたいな国の制度が活用できたので子育て支援センターを建設した」と答弁。

同日、有田行彦議員も一般質問の中で、前日に執行部から報告新設された子育て支援センターの1ヶ月の利用者数を紹介。久芳町長はこれについては無反応だった。


⑫議員から「久山の木を使った取り組み、展望」について複数回質問があった。町の「モデル住宅」の取り組みに触れる絶好の機会だったが、久芳町長ひと言も触れず。

(▷有田行彦議員の「久山の木を活用」の一般質問で、久芳町長は「モデル住宅」の取り組みを紹介する格好の場がありながら、なぜか触れず終い。)



3.会計検査で指摘


⑬(2014年)町は会計検査院の指摘で国交省「補助金目的外使用」、1,984万円の補助金の交付が不当と指摘。7月末、会計検査院へ補助の89%、1,984万円返還の意向を示す。


⑭11/7会計検査院長、安倍首相(*当時)に決算検査報告書を手交。これにより以降、会計検査結果の「情報解禁」となる。

▷以降、町は議会にも詳細説明してよい


⑮(2014年)11/14・11/25と議会全員協議会に久芳町長同席。しかし、「目的外使用」についてはひと言も触れず。2度とも「目的外使用」の責任担当課:魅力づくり推進課(▷旧政策推進課が名称変更)が帯同していたにもかかわらずである。11/7の「解禁日」は過ぎていたのに。



4.補助金返還


⑯(2014年)12月議会開会後、12/5議案説明会。経営企画課の受け持ち分の補正予算説明会にて、「国県支出金精算返納金1,984万円」の説明の際突如課長と参事が「どうもすいませんでした」と立ち上がって頭を下げ、「補助金目的外使用」の説明が唐突に始まった。法的な説明は一切なし。会計検査関係の資料提示もまったくなし(▷「パンフレット」のみ)。


⑰(2014年12月12日)議会最終日、町長・副町長の1ヶ月分それぞれ20%・10%(▷2人合わせて21万円弱)の減給措置議案が突如上程。可決となる(▷議員は減給議案だとは議場で初めて聞いた)

1,984万円返還は、全員協議会なども経ず、当初から補正予算の中に組み込まれていた。


⑱(2015年2月13日)久山町より国交省へ平成20年度モデル住宅事業補助金実績報告書が「再提出」。


⑲(同3月3日)国交省より久山町へ、1,984万円の「返還命令書」が送付。


⑳(同3月19日)町は補助金等適正化法第18条に基づき、国交省へ1,984万円を返還。



どうしても一つ一つ説明したくなり、話が長くなってしまいますので、①~⑳項目を並べてところで今回は切りたいと思います。またこの相関表を元に書きます。


◇ようやくごみ袋支給実現


「まずやれることから、一つ一つ提言を」、2年かかりましたが。町当局が私の提言を覚えていたんでしょう。町民のためのごみ袋支給策が今回実現しました。7月中にレターパックで各家庭へ届けるとのことです。



2年前、コロナ禍での5月臨時議会で私が支給案を提案した際の関係資料をアップし、解説します。


☆アップ資料

①2年前の提案メモ


②町内住民A氏への報告書


③2020年5月臨時議会会議録


④2020年5月2日 西日本新聞朝刊


⑤2020年6月議会配付資料(交付金事業一覧)



⑥6月議会配布「国の交付金事業一覧」



6月議会は町は国のコロナウィルス対策の地方創生臨時交付金を活用し、各家庭に町可燃ごみ袋支給、小学校給食・中学校ランチサービスの2学期の間の無償化といった、町民の生活支援策にも補正を組み、可決されました。


町可燃ごみ袋20枚」はレターパックで届ける予算も計上去れ、私は当然賛成しました。


これは2年前、コロナ禍まっただ中の2020年5月8日臨時議会、庁内中小零細事業者向け10万円支給策の議案が上程された議会で、私が根拠を持って議場で提案した案件。2年前は町の財政事情がよろしくない時。それでも、ごみ袋支給は出来たはずだと今でも確信していますが、時を経て今回、佐伯の提案が実現した形です。


経緯として、上記の資料をここに添付し、解説します。


資料①:議場で佐伯提案(2020.5.8)

200508議場提案メモ ▷①2020年5月8日、佐伯が実際議場で使用した提案メモ


この実際議場で用いた佐伯提案メモに大体書いています。このメモは1枚で大まかなプレゼンテーションができるようになっています。時間の関係で、5/8当日は、右の3の部分しか紹介・提案できませんでしたが。まず左から、


1.糟屋郡内、周辺他町の背景

GWを前に、コロナ禍で、郡内各町が地元の業者等の支援策に臨時議会開催を発表していました。宇美町は議会が一致し、具体的に町当局へ働きかけるなど積極的に動いていました。その粕屋エリアの中で、久山町だけが動きが遅かった。


2.久山同様に遅かった筑前町、しかし内容充実

久山町同様、GW明けに臨時議会を開催し、対策をとる自治体が郡内ではなく、筑後エリア・筑前町がありました。久山と同じ、5/8に臨時議会開会予定とのこと。私は5/8前、筑前町に聞き取りリサーチ。なぜ5/8までかかったのか。ぎりぎりまで、何が出来るか、しっかり吟味し、見極めていた様子が担当者から伝わって参りました(▷資料①④参照)。提案メモ中段にも電話リサーチの内容を書いています(注:一部文言がダブって書いてありますが記述ミスです)。


筑前町のコロナ禍対策

○中小事業者同様、農業者も「10万円」給付対象

○保護者負担軽減策

町立小中学校給食費再開月から3ヶ月免除

町内小中学生2600人に千円分の図書カード配布

○私立の保育所、幼稚園に10万~30万円の支援金を給付


筑前町は人口3万人余の町。財政に特段余裕があるわけではないとのこと。しかし、熟考を重ね、これだけの幅のある対応をやっています。


残念ながら、この時の久山町の対応は多町と比較し、幅がないのがはっきりしています。



3.佐伯に町民からTEL、「町は何やってるんだ!」

5/1、議会全員協議会が開催され、「10万円給付策」を5/8臨時議会開催で上程することが町当局から報告があった。ちょうどその夜、ある町民から私の携帯に電話がありました。町のコロナ禍対応の遅さ、不十分さへのおしかりの内容でした。かなり興奮しておられた。その中で、例えば、水道料金の減免など策をとってはどうかという提案があった。5/8臨時会の際、それを町長に伝えます。、ということでとりあえず引いてもらった。まず水道料減免は町長(前町長)はやらないだろうと思った。でもこれはもう一つ追加策が必要だろうと考えました。


ごみ袋支給案は、5/1の時点で頭にありましたが、ちょうど5/6産経新聞で大阪・吹田市のコロナ禍でのごみ増量問題が記事になっていたこともあり、これはやはり有効な策だ、と確信した次第です。当時は、可燃ごみ20枚にプラス、出来たら不燃ごみ袋も10枚付けてはとの提案(▷家飲みが増えていましたから)。5/8臨時議会では案の上、当時の久芳町長は佐伯案を却下。③の会議録3-3を見てもらうとわかりますが、ばらまきみたいなことはしない、みたいな意味不明の理由です。



資料資料②:町内A氏へ議会提案を報告

200508A氏へ報告書 ▷②5/8臨時議会後、地域住民A氏へ議会の報告用に作成したメモ



5/1かなり町のコロナ禍対応の不十分さ、遅さに憤っておられましたので、事前に報告書を作成して、5/8議会終了後の夕方、本人宅へお届けに上がりました。ご本人が電話の際、憤りながらも自分の名前と住所をはっきり述べられましたので、これは私もしっかり対応しないといけない、と思い直接訪問したのです。


尚、報告書に誤字があり、赤で訂正しています。


②の報告書を見てわかるとおり、このA氏の思いと自分のごみ袋支給の「私案」をしっかり町へ伝え、会議後、5/1A氏から聞いた要望事項をメモしたものを手渡しましたとの旨、書いていました。ちょうど本人が在宅しており、この「報告書」のとおり伝えた次第。また、私が議場で使用した提案メモも、提案部分をマーカーで印を入れ、一緒に手渡しました。ご本人、町の対応に納得いかずというとこでしたが、「やるだけのことはやらせともらいました」と報告しました。


「水道料減免はやはりむずかしかったですが、ごみ袋支給はやれると思うんですがねぇ」と玄関口でつぶやいたこと、2年前のことですが、懐かしく思い出します。


今回、国の交付金の関係でいろんなことが補正で実現できたようですが…できたらやはり、2年前やってもらいたかった。


資料③:会議録(2020.5.8)


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▷③2020年5月8日臨時議会会議録、佐伯の提案場面 11から13ページ部分


3-3に書いてあるように、町民A氏から電話をもらわなかったら、ひょっとしたら私のごみ袋支給案提案はなかったかも知れない。単に町に対する愚痴や苦情というより、名前もフルネームで住所番地も電話で述べられたことで、私も身を引き締めた、そして5/1ぼんやり思っていた「ごみ袋支給」をはっきり提案してみようという気になったと思います。


一般質問と違い、質疑は3回までしかできないので、提案メモの一部しか議場で言えませんでしたが、この時は、やるだけのことはやった、町民の怒りの声を伝え、とにかく会議録には残せた。という思い。青の下線部を読んでもらえばわかるように、「全員にばらまくような支援はすべきじゃない」というような、当時の久芳町長の却下理由はいまだに不可解なのですが、ともかく2年経ってごみ袋支給が実現できること、小さなことかも知れませんが素直に喜んでいます。


資料④西日本新聞記事

200,502西日本新聞 - コピー ④2020年5月2日 西日本新聞朝刊(▷筑前町と久山町のコロナ禍支援策の記事。筑前町はぎりぎりまで策を熟考したため、発表と臨時会開催が遅くなった)


この④は、ブログアップ前に後から追加。本来、1番に持ってきてもよかったかと思いますが。当時、粕屋エリアで1番支援策の発表が遅かった久山町、同じエリアで1番遅かった(たぶん)筑前町。内容に差があった。何度もくどいようですが、筑前町はやれることをぎりぎりまで熟考していた。それが、電話の向こう、当時の筑前町担当者からは伝わってくるものがありました。

国の交付金があり、ようやく久山も「生活支援策」が打てるようにはなりましたが、その政策をやるに至った過程・根拠などは聞かれなかったように思います。その辺をしっかり我々議会も質(ただ)さないといけなかったでしょう。



資料⑤ 6月議会配布、補正予算一覧表

令和4年度新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金事業一覧2-1 2-1

2-22-2

▷さる6月議会で議員に配布された、国の交付金を活用した補正予算の一覧表(▷令和4年度新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時公金事業一覧


*私の今6月議会報告の書き方がまずかったよう。補正分は2-1左上に表示されているように3件、後は3月の当初予算にあがっていたものです。「各課の計上1億395万円」というのは、今回の補正とのトータルでの交付金事業一覧ということになります。3588万7000円が実際はこの一覧での6月議会の補正金額。次号の議会報告でその旨訂正を考えています。


2-1上部にあるように、ごみ袋支給は、ごみ袋代(1世帯20袋)779万円にレターパック郵送料136万9千円を足し、計915万9000円で全家庭へ支給されます。計1000万円かかりません(*表の単位は千円)。

今回の「国の交付金」を活用した予算にあがった交付金事業について、2-2をみてわかるように、一覧の合計1億395万2000円の事業中、9386万2000円が国からの交付金でまかなわれることになります。町の手出しは1000万円ちょっとです。1000万円手出しできるのなら…町は2年前、ごみ袋支給やっててもよかったと思いますが。


今後も出来ることを一つ一つ、町に提言していきます。