奇妙な久山の「モデル住宅」パンフ
▷あえて情報公開請求し、「唯一の配付資料」のパンフのコピーが情報開示。A4カラー4ページ分のこれだけしか議会への説明の際配布されなかったことがこれでわかる。
▽他の自治体のモデル住宅事業パンフ
▷あえて情報公開請求し、「唯一の配付資料」のパンフのコピーが情報開示。A4カラー4ページ分のこれだけしか議会への説明の際配布されなかったことがこれでわかる。
平成26年(2014年)12月5日、12月議会の経営企画課の所管の補正予算議案説明の際、突然始まった「補助金目的外使用~1984万円返還」の報告。その際、唯一議会に配布された「資料」がこの「モデル住宅」パンフ。保有しているが、あえて議会に対し情報公開請求し、A4カラー4枚(▷A3の2つ折りサイズ)で開示された。この時、①「経営企画課が配布した唯一の資料」、このパンフしか配られていないことを示すため。②真の担当課である魅力づくり推進課による説明ではなかったことがわかるように。その開示決定文書も併せて今回公開する。補助金目的外使用、しかも1984万円という極めて高額の返還に、資料が「きっこり」のパンフのみというのも、今からすれば異常であった。
しかもこのパンフ、かなり奇妙である。全ページ掲載しているが、「モデル住宅のPR」がまったくと言っていいほどなされていない。製造過程を示しただけという、ある意味斬新、普通に考えて、単なるアリバイづくりのためとみてとれるパンフであった。下記の他の自治体のモデル住宅事業パンフのように、まず①「国交省のモデル住宅事業で建てたもの」ということをある程度の大きさで示すこと ②地元産の木で造った木の良さ、住み心地の良さをPRするもの、この2点が常道。ごく小さな、文字で裏面にアリバイのため書いたような「モデル住宅事業」の表記があるが、ほぼセオリー無視、まったく不可解な「久山の家づくり」のパンフである。
経営企画課長はこのパンフを示しながら、「ちゃんと地域住宅モデル普及推進事業を活用して建設したとあるのに、町の主張が会計検査院に認められなかった」と悲痛に訴えていた…ここで突っ込まなければいけなかった。
▽他の自治体のモデル住宅事業パンフ
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