目的外使用すべてはここから、経営企画課による報告(平成26年12月5日)①

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▷佐伯手製の会議録、一部加工(平成27年2月頃作成、下線は当時の主観で入れている)。

きっこりパンフ ウラ
▷「モデル住宅」のパンフ…後から見ると突っ込みどころが多い(子育て支援センターのパンフにも併用できる構成)。


私が初めて「補助金目的使用」という聞き慣れない言葉を知ったのは、2014年、平成26年12月議会での経営企画課所管の議案説明の委員会の場である。その際の私佐伯の手製の会議録と唯一配布された「資料」である、「モデル住宅」パンフの裏面を掲載する。説明すると長くなるので、ポイント焦点を箇条書きにしていきたい。

【焦点】

○補正予算の説明の際、突如課長と参事が立ち上がり、「どうもすいませんでした」と頭を下げた。青天の霹靂、「なんのこちゃ??」状態で説明が始まった。

○なぜか経営企画課が報告(▷後に佐伯の独自調査で魅力づくり推進課が担当と判明)

○この「会議録」だけ読むと、報告自体に大きく間違っているところはない。しかし、注意深く読んでいると、「自分たちはちゃんとやっていたのに会計検査院はそうは見てくれなかた、不本意な決定」の情感がありあり。

○経営企画課長は「町と会計検査院との見解の相違だと思っている」、とまとめている。

○配布された唯一の「資料」モデル住宅のパンフだが、課長いわく、国交省のモデル住宅事業でを活用して建設した旨記載しているとの談。これが「町は適正にやっていた」の正当化事由にしているが…奇妙な作りのパンフである(▷「住宅」のPRをしていない!別途検証予定)。


【この時の議会の状況】


○久山道の駅事業「5:4」の議決攻防が本格的にスタートし、議会執行部&事業賛成派が「密室」でことを進めている状況がありあり。この議会では、あがってくるだろうと予想された「道の駅関連予算」が議案書のどこにも見当たらず(▷しばらくしてカラクリがあったことを発見)、余計な心理戦で私を含めた「事業慎重派」議員はピリピリしていた。不意を突かれた感。

○はずかしながら、予備知識なし、予告なしでいきなり「目的外使用」という単語に触れ、あれよあれよという間に町執行部と議会内部の町長派(議長・議会事務局長)のペースにはまって最終日の採決まで行ってしまった。

○12/12の裁決時は別件で大荒れ(▷私佐伯が主役になった。別途解説するが)、あれて暫時休憩もあり、審議が大幅にずれ込んだ。その反動で、あっさり「補正」の議案承認まで行ってしまった感。

○なんか問題があれば、後から提起すればいいという、今から考えれば、議会人として大変甘い反省すべき心理状態であった。


【「承認」後の疑問】


○本来、次の議会(平成27年3月議会)で経営企画課は1984万円返還の経過報告をするのが常識。全くなかった。

○12月議会最終日翌日、平成26年12月13日付西日本新聞に小さく目的外使用の件の記事が掲載。「町は県と協議してモデル住宅を子育て支援センターに使った」旨の記事は県住宅担当課が「事実と違う、記事の訂正を」と新聞社側に抗議。その事実を町は議会にまったく報告していない。



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