会計検査院長、首相へ決算報告手交

211105会計検査院長首相へ ▷本日、会計検査院長が岸田首相へ前年度の決算報告手渡し


NHKニュースで本日会計検査院の「情報解禁日」だと知り、感慨深かった。手渡しした日から、会計検査院が調査した「不当事項」を指摘された当該自治体は、議会に報告していいことになっている。今年は11/5だったか。


平成26年(2021年)の会計検査院長が時の安倍晋三首相へ決算報告を手渡したのが11/7。


会計検査院決算報告手渡しH26.11.7 ▷平成26年11月7日の会計検査決算報告手交



この安部首相に手渡された分厚い決算補国の中に我が久山町が国交省補助金の目的外使用の指摘を受けた報告書があったわけだ。


久山町役場はこの平成26年11月7日の手交日以降、目的外使用の担当課 魅力づくり推進課が久芳町長同席で11/14・11/25と2度も議会全員協議会に出席し、当時大激論中の「久山道の駅事業」の報告を行なっている。その時、議会になぜ「犯罪行為」補助金目的外使用を報告しなかったのか。絶好の報告の機会だったはず。実態を隠ぺいし、補助金返還までスムーズに持っていこうという役場の浅はかな幼稚園児ストーリーを展開中だったんだろう。


目的外使用は犯罪だ。1984万円、町民の税金を使って国交省の損害を穴埋めした恥知らず行為。きちんと今こそ当事者が町民に説明すべきだろう。


久芳菊司前町長は逃げられない。モデル住宅を「国交省にばれずに子育て支援に使おう」…やったことは国への背任。補助金の用途外使用罪とともに刑法第247条の背任罪の議論もしなければいけない。これまで7年間町民不在で展開した稚拙を通り越し、「犯罪の上塗り行為」とも言える隠ぺい工作のすべてを説明すべし。



 最初から素直に国交省に頭を下げてすいませんでしたと謝っとけば良かったものを、うそにうそを重ねて真相を隠し逃げなければならなくなった。ついには町功労者表彰に加え、旭日双光章まであてがわないと逃げられないところまで追い詰められている。ある意味哀れな立場だが、ちゃんとやったことの後始末、責任はとるべきだろう。事業の「責任担当者」西村現町長も同様、実態解明と大迷惑をかけた国交省との関係修復は責務。


…本日の会計検査決算報告手交のニュースを観ながら、複雑な思いだった。


211103町功労者表彰式 ▷11/3の町功労者表彰式 横断幕=看板の「メッキが剥がれかけている」象徴的な様子







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