平成26年補助金目的外使用『基本資料』

会計検査院平成25年度決算報告

トップページにアップしている、⑪令和2年9月議会展望号裏面の特集資料、ペン字の写りが悪いので、改めてここで資料と「行政に詳しい人物」の赤ペン見解を紹介する。

目的外使用の件、これまでいろんなやり取りがあり、どこから説明していいか正直迷った。時系列で順番に…とも思うが、ちょっとわかりにくいかも。

そこでまず、私自身、「あれっ?なんかおかしいのでは?」の疑問、それがはっきり「おかしい」と感じた直接の公文書、しかも会計検査院のHPから今でも誰でも検索できる資料を紹介する。平成25年度会計検査院検査報告より、久山町の「目的外使用」についての記述である。

細かい文字で見にくいかも知れないが、要するに、事業補助金の交付で建てたモデル住宅で平成22年4月から平成29年3月までの7年間、他の施設に転用することなく、展示用モデル住宅事業を続けなければいけないと規定されていたにもかかわらず、久山町は建設後わずか1ヶ月で子育て支援センターに転用してしまった。その1ヶ月分を差し引いた補助の89%1984万円が不当使用である、という指摘である。

この赤ペンはある人物が平成27年2月初旬頃記述したものである。特筆すべきは、「始末書じゃ済まない重大なミス」であり、担当者の勉強不足が招いたものであると「見抜いている」ことであろう。

…勉強不足だけではないのでは?



町の目的外使用の「報告」は大変不可解なものであった。平成26年12月5日、12月議会における各課の議案説明会、経営企画課の補正予算の説明の中、国庫返納金1984万円の説明の際、いきなり課長と参事が席から立ち上がり、「どうもすいませんでした」と頭を下げたのである。あとは、我々議会は…少なくとも私自身わけがわからないまま、目的外使用だの会計検査院の指摘がどうだのわけがわからないまま、12/12の最終日を迎えてしまった形…完璧に町にはめられた。その時、経営企画課長と同席していたのが、今の議会事務局長。私の「議員辞職決議案」の因縁の相手である。後は話がごちゃごちゃになるから整理して説明しなければならない。

本来ならこの時12/5の説明でこの会計検査院の決算報告が議会に提示されていなければならなかった。いや、その前に、12月議会に先立って招集された11/14・11/25の2回の全員協議会で、同席した久芳町長(当時)から、或いは、真の責任担当課である魅力づくり推進課の課長から詳細な報告がなければいけなかった。なぜなら、この平成26年の会計検査院の「情報解禁日」は11/7。これ以降、会計検査院のHPから久山町の不祥事が検索できる。特に、この「決算報告」の文書は11/21にはアップされていた。11/25、町長と魅力づくり推進課長同席で「久山道の駅事業」の件で全員協議会が開催された時は、世界中の人が久山町の目的外使用の概要を知ることが出来る状態であったのだ。

まったく議会に報告がなされないまま、なぜ12/5になって経営企画課が青天の霹靂状態で報告するに至ったのか…何としても議会に実態を知られないまま町側のペースで「補助金返還」の承認を得る必要があったのだ。追々説明していく。



コメント
name.. :記憶
e-mail..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):