議論が狭まる議会運営へ懸念

ここは民主主義の国の議会なのだが?


一昨年秋の町議選で新しい体制で議会運営がなされているが、議案説明会時の議員の執行部への質問がずいぶん規制されている。これは町民に対して議員がその役割を果たす幅を狭めることになる。懸念を示すとともに、町民に対し、問題提起しなければならない。委員長が執行部のSPのごとく、用心棒の如く面倒臭い問題の露払い役になっていないか。


例えば、陳情に絡む内容の質問。議員個人の利害関係などではない。議員全体で情報共有すべきものだ。そのための場で議案説明会の場がある。それまでの私の約10年の議員生活はそうやって来た。それが、議会全体の議論の活性化にもなる。決して時間の無駄ではない。今やってる議会進行は執行部を利する…楽な「議案説明会」になってる。


執行部を意図的に困らせるつもりではない。パワハラではない。町民のためである。そのために情報共有のための執行部への質問である。問題があるから陳情がなされている。それを共有することは必要だ。当然、他の議員の質問も私も情報共有する。規制することに首をかしげる。


「時間のロス」になるからという理由で規制をされているとしたら、ちょっとおかしなこと。質問は議員としての権利、その場を奪うことになり、議員が町の問題を情報共有することを「拒む」ことは、「残業したくないから早く帰ろう」的では。議案説明会の場は大事な情報共有の場。


「執行部」を必要以上にまもるため議会が議論を狭めることは町の衰退につながる。皆、気づいているか?


果たして、こうした運営を町民がどう思うだろう。何と思うのか。他の議会がどうやっているか、久山町議会と同じやり方で進めているか?違うだろう。元の進行に戻すべきだ。


佐伯勝宣



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