6/7「議長のうるさい発言」音声データ開示

◇只松議長、会議録改ざんは不正行為だが釈明は?


知人が昨年6/7会議録改ざんのその当該場面の音声データを議会から開示請求で入手。その顛末をここで紹介。音声は❻でアップ。


添付


220607会議録 -HP用議会会議録 2022年(令和4年)6月7日私の一般質問「発言禁止措置」での終了から会議再開後の会議録▷⑴➋と比較してもらえばわかるが、やり取りが不当に削られている。議長の「うるさいね」は何処に消えた?⑵なぜか、次の久芳正議員の発言音声も冒頭絞られている。赤でラインを引いた「中久原」でぷつんというかすかな音とともに急に聞こえるようになった。


220607やり取り実際のやり取り再現会議録。上記、改ざん部分、実際のやり取り(▷佐伯作成再現録)赤文字部分が不当に削られた(改ざん)箇所。(*ところが、後記❻の音声では「うるさいね」は残っているが。)


221117松嶋雅子さん開示請求1 編集 ▷2022年11月7日付、傍聴者(知人)の開示請求書1

私の発言やり取りが会議録から削除された経緯がわかるもの、法的根拠が記された文書は「不存在」との議会の回答。開示資料はなし。ということはすなわち、議会事務局は不当に改ざんしたということになる。


221117松嶋雅子さん開示請求2 編集 ▷2022年11月7日付、傍聴者(知人)の開示請求書2

この2枚目の請求により、議会は音声をCDで開示したが…


IMG_0054▷昨年12/9傍聴した知人が議会に開示請求し開示された音声CD2枚。1は佐伯勝宣議員一般質問、2に「うるさいね」のやり取りと久芳正司議員の一般質問音声が録音。開示後、佐伯が傍聴者から譲り受けた


音声220607開示CDのやり取り音声抜粋( .m4a / 758.8KB )



<経緯>


選挙で新体制後、一昨年12月議会から私の一般質問で「補助金目的外使用」についての質問で、只松議長の「職権」を名目に質問不許可、抗弁し続けるなら発言禁止措置にするという暴挙が続いていました。


昨年6/7の一般質問、またもや質問不許可を言い渡す只松議長に食い下がると議長は前回3月に続き、私を会議終了まで発言禁止を言い渡しました。それに対し私は、暫時休憩からの会議再開後、挙手し、議会会議規則第58条に基づき、発言の継続を議長に求めましたが、議長は私に「うるさいね」との侮辱発言を発しました。私は議長にその場で発言取り消しを求めましたが、議長は黙殺(6/9には文書で取り消しを促しましたが、議長はこれも黙殺)。


しかもこの会議録ができあがったものをみると、この私とのやり取り部分の文言が不当に削除されていました。


この私の一般質問、たまたま他町から知人が傍聴に来ており、やり取りの一部始終を聴いていました。知人は議会に対し①佐伯議員の発言を削除した経緯がわかる公文書。②このやり取りの箇所の音声データ を情報公開請求しました。


12/9議会は知人にデータを開示(11/17開示請求分)。①はそういう根拠があるデータは不存在との回答、従って開示なし。②は音声をCD-R]で開示しましたが、事務局いわく「佐伯議員の発言取り消し要求の場面はマイクスイッチが入っていなくて、音を拾っていなかった」との説明があったとのこと。


ありえない話です


①私は、議長に発言する際、自分で自席のマイクスイッチをオンに切り替えた。議場には私の声が響いていました。


②仮にマイクスイッチがオフになっていても、私の地声は人一倍響きます。議長のマイクが私の声を拾っていないのはおかしい。


③➊をみてわかると思うが、私の一般質問発言禁止後からの会議再開時、私が「はい、議長。」と発言した文言は認識されている。その後、誰がマイクスイッチを切ったというの?


中途半端で不正な音声加工


➋の佐伯が再現した会議録と❻の議会が開示したCD音声(抜粋)を参照。❻は➋の四角枠部分、議長の「うるさいね」の侮辱発言が加工されず残っています。これは➊の実際の会議録からは消された言葉。加工し忘れたと見ます。これは、改ざんした証拠になります。


また、❻の開示音声は、その次の久芳正司議員の質問の冒頭の音声まで消してしまっている。冒頭30秒ほど経って、「ぷつん」というかすかな音がしたと思ったら、マイクが元に戻って、「中久原…」という久芳議員の発言の声が聞こえだした。これは、久芳議員の発言音声もマイクスッチが入っていなかったということではなかったのか?久芳議員の発言は私と違い、ちゃんと会議録に載っているが?この点からも、中途半端に音声加工をやって開示請求者に渡したという証になるだろう。


知人のポイントを押さえた情報公開請求に慌てたのか、隠しようがないからそのまま出したのかは知らない。しかし、中途半端な対処をしたことで、会議録改ざんが実際行なわれたことの証になってしまったよう。


何でここまでばかばかしいことをやるのか。素直に初動で議長が発言を取り消していればこんな大ごとにはなっていない。どこまで久山町が未成熟なのかさらすことになるのがわからなかったのか。


会議録は公文書。改ざんは違法・不正であり、刑法第155条「公文書偽造等」が議論されること。しかも、法令に則って情報公開請求された音声データに手を加え、マイクスッチが入っていなくて音を拾わなかったなど、非現実的な説明をする…そうまでして改ざんを隠して古い体質を護ろうという利点は?公務員としての意識は。


まず、侮辱発言の本人、只松秀喜議長。釈明が必要だろう。6/9の私の発言取り消しを促す「進言書」も黙殺。そして一連の「改ざん」をめぐる隠ぺいの動き。今度は黙殺は許されない。


追記

12/9議会への開示請求で❻の音声CDを入手してくれた他町の知人から、今年1月、CDを譲り受けた。その際、前もってメールをもらった。12/9、開示の際の事務局とのやり取りを教えてくれたので、以下で紹介する。ここまで述べてきた経緯と重複し、前後する部分もあるかも知れないがご容赦を。


(中略)2022.12.17のメールより

『…開示した際の、久山町からの回答書を添付しています。議会事務局で受け取った音声データは2枚に分かれており、冒頭部分の音声が出てこず、(DVDの問題、当方のメディアプレイヤーの問題)再度確認をしたいと思います。(中略)以下は12月9日、議会事務局での私(*開示請求した傍聴者)とAさん(事務局員)とのやり取りです(事務局長も同席)。


まず私が「議事録が削除された経緯がわかる資料が不存在ということは、正式な手続きを踏んで削除されたわけではない、ということですね」と質問。

先方「削除はしていません」

私「私は当日傍聴席で、①議長がうるさいと発言、②それを佐伯議員がうるさいとは何ですかと発言、議長に対し取り消しを促すも、③議長は重ねて、うるさいからうるさいと言っている、と発言したのを聞きました。しかし、発言の一部が議事録には載っていない。おたくの議事録は逐語訳なので、一言一句発言の通り、載っていないとおかしいのではないか」

先方「一言一句と言っても、声が重なっている場合などは聞き取れないこともあります。それと、佐伯議員が取り消しを促したと言われる場面は、佐伯議員のマイクが入っていませんでした」

とのことでした。

事務局長は終始発言しませんでしたが、最後に一言「まずは、中身を聞いてみてください」と促されたので、私は退席しました。議長に都合が悪い部分だけが聞き取れなかった?佐伯議員のマイクは入っていなくても議長のマイクは入りっぱなしだったでしょうに!!』


どちらの言っていることがおかしいか、すぐにわかる。事務局が言ってることがおかしい、あり得ない。改ざんした事実、実態を隠して音声加工した行為は事務局はどう申し開きするか。

…まずは侮辱発言の当人、会議録製本の責任者 議長の只松秀喜氏に釈明してもらおうか。



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