あっぱれ、中島由美子村議!審決申請勝利☆

交流がある、元宮城・岩沼市議 大友健氏から嬉しいニュースが入ってきた。「判例変更後」全国初となる議会による1日の出席停止処分の撤回を求める審決申請。群馬・榛東村(しんとうむら)中島由美子村議が見事処分撤回を勝ち取ったの報。


大友氏が昨年11月25日、最高裁判決で60年ぶりとなる判例変更を勝ち取って風穴を開けてくれた、議会の不当な懲罰撲滅に大きな前進!


大友氏による判例変更裁判以降、除名・出席停止で裁判に持ち込んだ議員が10名。流そしてもう1つそしてもう1つ、県に対して懲罰処分の撤回を求める審決申請も大きく事情が変わった。


それまで議員は除名処分でしか処分撤回の審決申請が受け付けてもらえなかったのが、1日であっても受け付けるようにという総務省の通達が出た。もう議会は簡単に懲罰を出せなくなった。それ以降、初めてとなる、中島氏の審決申請。大友健氏が風穴を開け、中島由美子氏がそれに続いてくれた。


次は全国2例目の北海道本別町議会・梅本氏の番だ。そして、全国で3例目、福岡県では初となる申請の私、福岡県久山町議会の佐伯勝宣も続くつもりだ。10/4に福岡県知事もようやく自治紛争処理委員会を立ちあげてくれた。福岡県も前例がなく手探りだったのが、今回の中島由美子村議の事例が1つの先例となるだろう。これは歴史的な出来事だ!懲罰を与えた議会は完全に面目を失った。群馬と宮城という遠距離ながら全面的にバックアップしておられた大友氏、メールからうれしさ、興奮が伝わってきた。


今回、大友健氏からの私へのメールを編集して紹介し、中島由美子村議への群馬県知事からの審決書11枚を添付する。







佐伯 様


昨日8日、群馬県榛東村の中島由美子議員が提出していた出席停止をめぐる知事への審決申請で、議会の処分を取り消すという「知事判決」がでました。午後に県庁記者クラブで中島氏と記者会見しました。


出席停止に関する「県知事による審決」申請の第1号、画期的な行政実例が出ました。むやみな、理不尽な懲罰に歯止めがかかる、と思われます。


出席停止が1日だけとか、停止の実質的効果が28分しかなかったとか、そういう問題ではなく、議員から議決に参加するという行為を奪うことの重要性を重視している判断と読み取れます。


昨年11月の最高裁の判例判決の判例変更中の文言が結構、引用されていました。参考のため審決書を送ります。(*中略)


以下は○○さんに送ったメールです。


群馬県の山本一太知事は8日、同県榛東村の中島由美子村議から出されていた「出席停止処分に対する審決の申請」について、「議会の処分を取り消す」との裁定を下しました。


出席停止という議会の懲罰が司法審査の対象となるとの判例変更に伴い、出席停止も知事判決の対象となると総務省が昨年12月17日付で都道府県知事らに変更通知を出して以降の、出席停止にかかる初の審決申請に対する初の判断です。


審決申請は、懲罰があった翌日の3月12日に提出され、議会側が4月28日に群馬県自治紛争処理委員に弁明書を提出。これに対して中島氏が5月24日に反論書を提出し、6月28日には群馬県庁で口頭意見陳述が行なわれました。陳述の場に大友氏は中島氏の補佐人として出席、意見を述べました。


3人の自治紛争処理委員は9月6日に、山本知事に対し「本件処分は取り消されるべきである」と結論づけた意見書を提出していました(公表は10月8日)。



▽中島村議の審決書


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